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牛角(並(濃色))印材

牛の角は皮膚の一部で、主成分はたんぱく質。水牛の中でも特に硬質で粘りがあり、優れた印材として知られています。複数の斑点模様があり、美的感覚に優れた印材。一本一本斑点の入り方が違いますので、より一層愛着が湧きます。

原産地 : オーストラリア
学術名 : ボスタウルス
種類  : 大角牛

牛角印材の製造工程


 

●牛角の角は、象牙に次いで高級な印材として親しまれています。

実際の産地はオーストラリアです。
一本の角から一本の印材しか作れない為、余った部分はダッフルコートのボタンや櫛、肥料として利用されています。

耐久性に優れ彫刻し易く印面磨耗し難い性質の為、水牛の角の中でも特に篆刻に適した印材として知られています。黒、又は茶色の模様が部分的に入っており、入っている色の量によりランク付けされます。

弊社の牛角印材は全て高級芯持印材を使用しています。
芯持ち印材とは、角の中心部(芯)を厳選して加工したものです。
長年の使用でもゆがみが無く、丈夫で一つの角から一本しか作れない希少価値の高い印材。

芯のない印材は割れやすく耐久性に欠ける為、印鑑には不向きです。
芯はできるだけ小さく、真ん中にあるものが特上品となります。

※衣類を食う虫に食われる事がありますので、必ず印鑑ケースに入れて保管して下さい。






色や模様について

牛角は天然素材ゆえに入荷時期により風合いが異なります。
また、モニター環境により色合いが異なって見えます。

牛角(極上(白))

牛角(極上(白)) クリームやグレーの色味をもった、茶系のラインが殆ど入らない極めて貴重な「純白」と称される印材です。
名称は「白」ですが、真っ白ではなく、混ざり気のないという意味合いです。


牛角(中(淡色))

牛角(中(淡色)) 色味の濃い模様のような部分の面積が中色よりも少なくなり、濃淡のコントラストもより弱いタイプです。


牛角(並(濃色))   ★本ページ記載

牛角(並(濃色)) 色味の濃淡のコントラストがもっとも強いタイプです。


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