印鑑堂ドットコム > 印鑑のお勉強 > 恐ろしい保証人の印鑑
ハンコの恐ろしさを身にしみて知らされるのが保証人になって被害を受けたときでしょう。「騙されてハンを押したばかりに」という泣き言もあとのまつりです。保証人にも様々あります。身元保証人、金融関係の保証人、婚姻届、離婚届の保証人など色々です。このなかでとくに借金の保証人と身元保証人が一番厄介です。
義理と人情にからまれて押したハンコが命とり、といっていられません。
(身元保証人)
入社時に多いのですが、保証した人が会社の金を持ち逃げした為、損害賠償責任を追及されたという話は私たちの周囲に現実に起きています。この場合、保証人の責任範囲は次の次項を考察して決めます。
なお、身元保証の有効期間は5年。これが継続されていない場合、損害賠償責任はありません。
(借金の保証人)
(印鑑豆辞典)
乱世の時代に入ると、これまで一部の公家しか使えなかったハンが私印として戦国武将の間で使われ始めました。印面は自由で織田信長の「天下布武」などのように名前を記さないものも多かったようです。
また、日本的サインとして花押(かおう)が流行りました。